MUKU-DATA  青森ひば 浴槽 1300x750x660 (内寸1200×650 深さ600mm)

先週一週間は色々と濃厚でした。
歳も50近くなると、人並みに一日一日の大切さ重みを感じてくるもので、
意識して一日を過ごすようにしています。

週末、福島、猪苗代町から車で30ほど山へ入った山荘へ(標高は約1000mとの事)
青森ヒバの浴槽を届けてきました。
お客様は新潟市内在住の80過ぎの方(見た目も気持ちもまだお若く60代後半くらい)
約20年前に退職されて念願だった山に別荘を建てられて、
時々その山荘へ行かれているそうです。

約1か月前にも、木曾檜の浴槽の入替えをしましたが(70代半ば)
今まで材木屋をやってきて、そうそう「木の浴槽」と言われる事は
なかったのですが(浴室内の桧、椹、ヒバなど羽目板はあります)

これはたまたま偶然なのか・・

現在、FRPの浴槽が置いてありました。
浴室入口ドア、室内壁面は青森ひば材を使用。
青森ひばがお好きなようです。

いわゆるビフォー

もう20年近く通っているので、
地元の皆様とも顔馴染みになり、メンテナンスは地元の大工さんに依頼されているそうです。
明るくて言葉が訛っていて、何だかお人柄が滲み出ていました。
山荘敷地内にいる黒マムシを4匹素手で捕まえたそうです。

設置位置など確認

段ボールの梱包を開封すると
青森ひばの香りが漂います。
檜の香りもいいけど、
青森ひばもいい。

山荘のそのほとんどの材は杉
木と白壁は良く合います。


山の恵み
お客様の作っている山ウドの芽、
山の香りが凝縮されていました。



悪戯する獣を捕獲する罠だそうです。

設置を終えたのが夕方でしたので
お言葉に甘えて、一泊させていただき、
納めた青森ひばの浴槽にも浸かってきました。

正直、他所様のお風呂に入るというのは、どちらかというと遠慮気味で控える方なのですが、
自ら納めた木の浴槽、
一度入っておけば、今後、皆様に更にリアルにお伝えできるであろうという気持ちもあり、
ゆっくり全身で青森ひばの質感を感じさせていただきました。

翌朝も、催促されて、
再度朝風呂を体感してきました。

お客様は3回入浴されていました。

ひばの香りが浴室内に発ち込め、
全身の肌にあたる木の質感は、とても優しいです。
木がストレスまでも吸収してくれているような感じでした。

「木の浴槽」って、ほんと良いんだね!
って事を実感できました。



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